6月18日放送
「産後の体調管理」


お産が済んで、子宮が妊娠前の状態に戻るまでの6週間〜8週間を産褥期といい、妊娠・出産により大きく変化した体を回復するために、とても大切な期間です。

産褥の褥の字は、布団という意味で、産後1ヶ月間は、しっかり休むことが大事だという意味が込められています。
この時期は、赤ちゃんのお世話以外は寝たり起きたりの生活で、家事は周囲に協力してもらい無理をしないこと、バランスの良い食事をとること、産褥体操のような体に負担の少ない運動をすること、などが体の回復を助けます。

また、母乳育児をするお母さんは、良質の母乳が出るように、栄養バランスのとれた食事と、たっぷりの水分をとるよう心がけましょう。
不足しがちな鉄分やカルシウム、タンパク質やビタミン、ミネラルなどをバランスよくとること。
脂肪分や甘いもののとり過ぎは、乳腺炎を起こす原因になるので気をつけましょう。

また、産後は膀胱炎になりやすいといわれています。
出産のときに、膀胱が強く圧迫されて粘膜に傷がついたり、尿が出にくくなって起こります。
治療は、授乳中でも飲める抗生物質を服用します。
適切な治療をしておかないと、再発や慢性化を引き起こしやすく、放っておくと、腎盂炎になることもあるので、完治することが大切です。

産後は、体が完全に回復していないのに、赤ちゃんのお世話も大変な時期です。
昼寝をこまめに取り入れるなどして、睡眠不足を補いましょう。
 
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