11月5日放送
「妊娠中期」


妊娠中期は、妊娠5ヶ月から7ヶ月のことで、胎盤の完成とともに、母体が安定することから、一般的に、安定期といわれています。

この頃には、つわりが治まり、食欲が出てきて、体重が1ヶ月に1キロくらいずつ増え始めます。乳腺が発達して乳房が大きくなり、お腹も出てきます。
早い人は、妊娠5ヶ月頃から胎動を感じるようになります。

安定期といっても、妊娠前のように動けるわけではありません。
この時期の行動で気をつけることは、『重いものをなるべく持たないこと』、『お腹を圧迫する姿勢をとらないこと』、『転倒に注意すること』などがあります。
また、この時期は、急激な体重の増加にも十分注意しましょう。
太りすぎは、さまざまなマイナートラブルや病気のリスクを高めます。
妊娠後期にかけて、体重が増えやすくなりますので、体重管理を行いましょう。

また、この時期から、発症しやすくなる病気もあります。
『切迫早産』は、早産が起こる前の段階のことで、
お腹の張りや痛み、出血などの症状があります。
自覚症状がない場合もありますので、注意が必要です。
『妊娠高血圧症候群』は、以前は妊娠中毒症と呼ばれていた病気で、高血圧と尿タンパクが症状として表れ、重症化すると母子ともに危険な状態になります。
いずれも、定期的に妊婦健診を受けることが、早期の発見、対策につながります。

このほか、妊娠糖尿病も、妊娠中期以降気をつけてほしい病気です。
妊娠糖尿病については、次回、詳しくお話します。
 
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