11月12日放送
「妊娠糖尿病」


妊娠中期以降に気をつけてほしい病気の一つが、妊娠糖尿病です。
重症化すると、母子ともに危険をともないますが、定期的に健診を受けることで、早期発見、治療につなげることができます。

妊娠糖尿病とは、妊娠中に分泌されるホルモンの影響により発症する糖代謝異常のことで、妊娠中に初めて発症し、糖尿病には至らない軽度のものを言います。
出産とともに自然と治りますが、産後に糖尿病を発症しやすくなるといわれています。
初期段階では、自覚症状はほとんどなく、検査で判明することが多い病気です。
検査は、経口ブドウ糖負荷試験というもので、10時間以上絶食した空腹時の血糖値と、検査用のジュースを飲んだ後、1時間後と2時間後に血糖値を測定します。
血糖値が、それぞれの採血時における規定の値を超えた場合、妊娠糖尿病と診断されます。
妊娠糖尿病になると、流産や早産の確率が高くなり、妊娠高血圧症候群や羊水過多症などの妊娠合併症が起こりやすくなります。また、お腹の赤ちゃんも高血糖になりやすく、発育不全や巨大児などのリスクが高まります。

治療は、食事療法と運動療法が基本となります。
血糖コントロールでは、糖質を過剰摂取しないよう心がけ、 妊娠中でも無理のない程度の運動でカロリーを消費します。

妊娠糖尿病を予防するためにも、普段から、栄養バランスのとれた食生活と適度な運動を心がけましょう。
 
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