12月17日放送
「産後の体について」


産後、お母さんの体は、およそ6週間から8週間かけて、元の状態に戻ります。
この期間を産褥期といい、妊娠・出産により大きく変化した体を回復させるために、とても大切な期間です。

まずは、産後、一番急激に変化する子宮について。
分娩直後、肋骨の下まであった子宮は、元のサイズに戻ろうと、強い収縮を繰り返します。
この子宮収縮の痛みを、後陣痛といい、産後2、3日から1週間ほど、陣痛のような痛みを感じます。
痛みには個人差があり、一般的に、初産婦よりも経産婦の方が痛みが強いといわれています。
辛いときには、痛み止めの薬をもらうことができます。

また、産後しばらくは、悪露という血液の混じった分泌物が排出されます。
産後数日間は、ほとんどが血液で、量も多く、塊が混じって赤い色ですが、少しずつ量が減り、色も茶褐色から黄色、そして白っぽいおりものになって、3週間から6週間でなくなります。
量や期間には個人差がありますが、悪露は子宮回復のバロメーターです。
一度に多量出たり、だらだらと続いたり、悪臭があったりするときには、医師の診察を受けでください。

また、産後3日から10日くらいに起きやすい一過性のうつ状態のことをマタニティーブルーズといいます。
出産による急激なホルモンバランスの変化が原因といわれていて、普通は、自然と治りますので、心配はいりません。
 
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