4月8日放送
「妊娠中期に気をつけたい病気」


妊娠中期以降、気をつけたい病気に、妊娠糖尿病があります。
重症化すると、母子ともに危険を伴いますが、定期的に健診を受けていれば、早期に発見し、対策を立てることができます。

妊娠糖尿病とは、妊娠中に初めて発見・発症する糖代謝異常で、糖尿病には至らない軽度のものをいいます。
発症率はおよそ12%といわれていて、今まで糖尿病とは縁がなかった人でも発症することがあります。
出産すると治りますが、その後、糖尿病を発症しやすくなるといわれているので、注意が必要です。

妊娠糖尿病の原因は、妊娠の影響により、血糖値が上がりやすくなることにあります。
妊娠すると、お母さんの体は、赤ちゃんへ優先的にブドウ糖を供給するよう変化するので、結果、ブドウ糖が分解されにくくなり、血糖値が上がりやすくなります。

お母さんが高血糖だと、お腹の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症が起こる可能性があります。
悪化すると、妊娠高血圧症候群、流産や早産を引き起こしやすくなったり、胎児発育不全や胎児機能不全を起こす可能性が高まります。
また、赤ちゃんが大きくなりすぎて難産になったり、出生後に新生児低血糖を起こすリスクもあります。

妊娠糖尿病は、バランスのとれた食生活と適度な運動をすることが一番の予防法です。
安産にもつながりますので、正しい食生活と運動の習慣を身につけましょう。

 
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