7月8日放送
「産後の回復」


妊娠中は、お腹や乳房が大きくなって、体型がずいぶん変わりますが、赤ちゃんを産んだあとも、もとの体に戻るには、少し時間がかかります。

出産後、子宮が妊娠前の状態に戻るまでの期間を『産褥期』といいます。
個人差はありますが、だいたい6週間〜8週間かかります。

分娩により、子宮の中には少し傷があるので、産後しばらくは、悪露という血液の混じった分泌物が排出されます。
産後数日間は、ほとんどが血液で量も多く、かたまりの混じった赤い色ですが、だんだんと量も減り、色も茶褐色から黄色、白っぽいおりものへと変化し、
3週間〜6週間で自然となくなります。
量や期間には個人差がありますが、悪露は、子宮回復のバロメーターです。
一度に多量出たり、だらだらと続いたり、悪臭がするなどの症状がある場合は、医師の診察を受けましょう。

また、帝王切開での出産だった場合、通常の子宮回復に加えて手術による傷口の回復に4週間〜6週間ほどかかります。
術後1日〜2日は、傷の痛みと子宮収縮が重なって、少し強い痛みがあり、3日目くらいから、経膣分娩をした人と同じように動けることが多いようです。
痛みには個人差がありますので、必要に応じて鎮痛剤が処方されます。

産後の回復期は、お母さんにとって、とても大切な時期です。
完全に回復するまでは、無理をしないで、あせらず、ゆったりと過ごすようにしましょう。

 
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