7月22日放送
「産後の口腔ケア」


産後は、出産により、体力が低下し、歯茎の炎症を起こしやすいといわれています。
また、育児の忙しさから、歯磨きなどの口腔ケアがおろそかになりがちで、むし歯や歯周病になりやすい時期でもあります。

妊娠中はホルモンバランスの変化で、口の中が酸性に傾き、むし歯になりやすいのですが、産後も、同じ状態が続くので、気をつけなくてはいけません。
また、産後、むし歯になりやすい理由としては、普段の歯磨きがおろそかになること、疲れやストレスからくる唾液の減少、食事の回数が増えること、などがあげられます。

口腔ケアは、自分だけのことと思いがちですが、実は、赤ちゃんにも深く関係しています。お母さんや家族にむし歯菌が多いと、赤ちゃんにも感染しやすく、むし歯になる可能性が高くなるといわれています。
むし歯菌は唾液を介して感染するので、離乳食時のスプーンなどの共有や、親がかじった食べ物を与えることなどで感染してしまいます。
残念ながら、一旦感染してしまうと、そのむし歯菌をなくす事はほとんどできません。
感染予防は、お母さんをはじめとする周りの大人のむし歯菌を減らすこと、また、キシリトールガムの摂取も効果的といわれています。

むし歯菌への感染が最も多い時期は、乳歯が生えだしてから生えそろうまでの、1歳半から3歳頃までで、『感染の窓』と呼ばれています。
この時期に、家族が口腔ケアをしていると、子どもへの感染が減るという報告もありますので、家族みんなに協力してもらいましょう。

 
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