毎月第3土曜日9:55放送

1月16日放送
『社会福祉士』

地域密着型のリハビリ専門病院である「山鹿温泉リハビリテーション病院」。このたび地域医療をより一層充実させるために生まれ変わり、昨年6月にグランドオープンしました。従来どおり、きめこまやかなリハビリテーション治療を行いながら、1日も早い社会復帰を目指します。新病院には新しい医療機器を導入し、医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士などが連携しながら、外来、入院、通所と患者さんに合わせたスタイルのリハビリを行っています。今回は、「社会福祉士」についてご紹介します。

体や心に障害があるために、日常生活に支障がある人の相談を受け、それに対しての助言や指導、サポートを行うのが「社会福祉士」です。おもな仕事内容は、入院から退院までの手続きから医療費の支払い、介護保険や身体障碍者手帳など、各申請の手続きなど医療福祉にまつわる様々な仕事を行います。

入院時には、患者様や患者様のご家族と事前面談を実施します。また、退院してからも、症状により、これまで通りの生活を送ることが難しい場合があります。そこで、介護や福祉サービスなどの活用を促し、医師・看護師・担当リハビリ・他のコメディカルスタッフなどの協力を得ながら、問題の解決や支援を行っていくのです。また、自宅での生活を送ることが難しい場合は、適切な療養生活を送ることができるように、転院先や入所先の選定に関する相談や調整の支援を行います。そのほか、傷病手当金や障害年金、生活保護等の相談や手続き方法の説明を行い、社会保障や福祉サービスの活用により、経済的問題を解決します。さらに、地域活動として、他の医療機関と情報を共有する「脳卒中地域連携パス」への参加、普及、啓発を行うほか、ソーシャルワーカー同士の連携を図ったり、地域ケア連絡会などにも参加するなどして、医療・介護・福祉業者とのネットワーク作りも行っています。

「患者様やご家族がどんなことでも気軽に相談していただき、入院生活と退院後の生活を安心して送っていただけるように、情報提供関係機関との連携を図っています」と社会福祉士の弓掛さん。地域と円滑に連携するためにも、患者様の現状をしっかり把握しておくことが必要だそうで、転院前の病院に足を運びます。そこで現状を把握することで、リハビリの目標設定を立てやすいそう。また、経済的支援の有無や、入院の必要がある症状かどうかなどを、患者様や担当医の話を聞くことによって見極めることが必要とか。「“表出していない個人の悩みや問題"に気付き、その想いを、各機関にしっかりつないでいくことが私たちの役割です」と教えてくれました。
 

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