毎週火曜よる9:54

7月5日

今回は、『妊娠中気をつけたい症状(1)』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長


妊娠後、胎盤ができて24週ぐらいすると胎盤からインスリン抵抗物質が出てきます。
この抵抗物質がインスリンの効果を弱め、血糖値が上がることから『妊娠糖尿病』を発症しやすくなります。
『妊娠糖尿病』になると、妊娠初期の場合、障害のある子どもが生まれやすくなり、安定期に入ってからの場合、赤ちゃんが極端に大きくなったり、極端に小さくなったりすることがあります。
お母さん自体に症状が出てくることは余りありません。
生まれて来た赤ちゃんが低血糖だと、血糖のコントロールが難しいので、赤ちゃんに血糖の検査や点滴が必要になったりします。
予防策は食事です。
通常1日の摂取カロリーは、2100〜2200kcalですが、これを1600〜1800kcal以内に抑えたバランスの良い食事を心がけましょう。
『妊娠糖尿病』は、きちんと診断を受け血糖のコントロールさえすれば赤ちゃんにもお母さんにも特に問題はありません。
ただ、『妊娠糖尿病』のなかには本物の糖尿病に移行する方も30%程度はいると言われていますので、その後のフォローが必要となります。
 
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