毎週火曜よる9:54

1月24日

今回は、『妊婦さんの冷え対策(1)』について
お話:福田病院 河上 祥一 病院長

冷え自体が辛いという方がいらっしゃると思います。
例えば、眠れないなど、特別なことが起こることは少ないのですが、冷えが余程ひどい場合、「切迫流産」、「切迫早産」等が起こりやすいと言われています。
寒い時期になると確かに「切迫早産」が増えてきます。
ただ妊娠20週前後になると循環血液量が増えてきますので、逆に今度は暑がりになる方の方が多くなる傾向にあります。
ですから、妊娠後半は余り心配しなくて良いと思うのですが、妊娠初期はあまり身体を冷やさないようにすることが必要でしょう。
冷えへの対策としては、防寒効果の高い服を選ぶこと、寒くならないような生活スタイルを心がけることが大事です。
食事面では、生姜などがおすすめですが、刺激の強い唐辛子は高血圧になったりしますので要注意です。
あまり極端な物は食べず、温かい食事を摂ることで十分だと思います。
冷えに対する治療としては、西洋医学による薬などより、漢方薬を飲まれる方のほうが多くいらっしゃいます。
極端に寒いところで無い限り、通常通りの生活をしていれば、冷えの胎児への心配はほとんどありません。
自身の冷え自体が困るということであれば、漢方薬や生活スタイルのちょっとした改善で防ぐことができますので、掛かり付けの医師に相談して頂き、過度に心配することなく楽しい妊娠生活を送っていただければと思います。
また、外出においても寒いところに行くとか、凍った道などでの転倒への注意が必要だと思います。

 
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