文治じーの米作り①
お久しぶりです。
春はあっという間に過ぎ去り、暑い暑い夏がやってこよーとしています!!
夏の始まりの恒例行事と言えば、後藤家では小さい頃から田植えの準備です。
先週末にはついに稲の種まきを終え、苗の生育が始まりました!!
毎年毎年当たり前のルーティン。
秋の収穫まで、本格的な米作りシーズンの開幕です!!!
でも今、お米がどーやって作られているのか知らない人も多いのではないでしょうか??
なので今年は手伝いに行った時には出来るだけ写真に残し、皆さんにお伝えできればなと思っています。
どのくらいの期間かけて準備をし、お米をどーやって育て、収穫するのか。
農家の大変さを知っていただき、お米を大切に美味しく食べていただければ嬉しいです!!
という事で、早速、パート①は『米作りのシーズンイン』
実は、2月から米作りの準備が始まるんです!!
この写真は2月20日。まだまだ田舎では肌寒い時期です。
まずは登場人物のご紹介。
何回続くか分かりませんが、このシリーズの主人公は僕の父方の祖父、文治じーさん 90歳。
5年前に祖母が亡くなったため、山都町(旧矢部町)の山奥に今は1人で住んでいます。
次男の滉太(4歳)と2人で平日にお手伝い!!
まずは山都町にいったら絶対に行くべし、『おちかラーメン』
腹ごしらえをして、いよいよシーズンイン、今季開幕という事で気合の丸刈りから。
これもきっと美味しいお米作りに繋がっている…はず。
そしていよいよ、最初の作業へ!
皆さん、《お米作り専用の土》があるのをご存知ですか??
文治じーが軽トラから下ろしているのが種を植えて苗を育てる専用の土。
《床土(とこつち)》と言われ、うちでは良質な土を専用の業者から購入しています。
普通の土とは違い、病虫害を防ぎ、通気性がよく、水分をたっぷり含むことができる特別な土なんです!!
軽トラ2台分でおよそ7000円。
車の免許を持っていない文治じーの代わりに半日かけて15キロほど離れた
床土屋さんから2往復して土を運びました!
見た目の違いは分かりませんが、文治じー曰く「色々試したがここの土が1番よく育つ」
だそーです。
お米の出来を左右すると言われる床土が文治じーの家に届きました。
たったこれだけでもあっという間に日が暮れ1日が終了。
パート①はこの辺りまでにしときましょう。
(土の話しかしていない…笑)
ちなみに文治じーの家の周りはとにかく自然豊か。
次男と散歩していると、罠にかかった鹿に遭遇。
空気も水も綺麗で、自然の中にある田んぼだからお米も美味しいんでしょうね。
文治じーにとっては鹿は天敵ですが…
次回は田んぼについて、ご紹介しますね!
種撒きまでにはまだまだいくつもの工程があるんです!
お楽しみに〜