文治じーの米作り③
日付は4月21日、22日。この週末は泊りがけでお手伝い。
いよいよ、田植え前の大事な作業【種まき】です!!
床土(とこつち)に稲の種を蒔いていきます。
お米の種って何だと思います??
お米の種は、、、なんと『お米』なんです!
種籾(たねもみ)といって、去年収穫したお米の中から、
翌年、種として蒔くために選んでとっておく籾のことです。
専用のケースに床土を均等に入れ、その上に種を蒔きます。
バラツキが出ないように今は機械で蒔いていくんです。
↑長男次男もこの位なら戦力に!!!
そして、この種蒔きを始めると同時に、いよいよ田んぼに水が入ります。
といっても全ての田んぼではなく、稲を育てるための田んぼのみ。
この田んぼを使って、全ての田んぼに植える全ての稲をまずは育てるのです。
これを苗代(なわしろ・なえしろ)といいます。
先ほどの種を蒔いたケースを綺麗に並べて、シートを被せます。
そして鳥やイノシシ、シカから守るために周りにネットやヒモを張り巡らせて完成!!
ここからおよそ1ヶ月、稲が育つまで待つんです。
その間に、他の田んぼで代掻き(しろかき※次回説明します)や、鳥獣用の電線張り、草刈りなどの作業を毎日のようにしながら待つんです。
ここまで来ると米農家にとって休みなんてほとんどありません。
さて、前回予告した田んぼの生き物探訪!
田んぼに水が入ると田んぼ周りは虫達で活気付きます!
カエルやイモリ、ヘビなど色んな生き物が集まってきますが、この日は息子たち、従兄弟たちと何やら珍しい生き物を探していました!
見つけたのはこちら!
そう、ドジョウです。
ちなみに泥鰌って書くんですね。。
今ではあまり見かけませんが、土や水が綺麗な場所にしか生息していないんです。
一心不乱に探すこと1時間、30〜40匹のドジョウを捕まえました。
泥を吐かせて天ぷらなどにすると美味しいそうですが、今回は子供たちが逃がすと言って聞かないので、
全員田んぼに逃がしました!
この他にもカエルやヘビを食べる田んぼの王様『タガメ』もたくさん生息しています。
(獲物に抱きついて口ばしの様な針を刺し体内を溶かして食べる強者です)
さて次回は代掻きの説明と、田植え直前の準備についてご紹介します!!
お楽しみに〜
あ、今回は文治じーが全く出てきませんでしたね。
では入れ歯を外した文治じーを変顔アプリで加工した可愛い写真でお別れです!
さよーならー。