文治じーの米作り④
お久しぶりの文治じーの米作り。
更新が遅くなり申し訳ありません
さて、4回目となる今回は、5月中旬。
前回の『稲の種まき』から、およそ1か月後です
稲がどのくらい成長しているか久しぶりに見に行くと…
まずは文治じーが田んぼでお出迎え。
これ文治じーの通常スタイルです。
90歳にして、カブを乗りこなす文治じーは、バイクに乗っていなくても、田んぼの中ではこのスタイルがお好きな様子。
肝心の稲はというと…
あっという間に成長していました
田植えが間近になると、代掻き(しろかき)という作業を始めます。
代掻きとは、田んぼに水を張って、土壌を丁寧に掻き混ぜて、土の表面を平らにする作業です。
代掻きをする理由は
1、田んぼの水漏れを防ぐ。
2、苗を植えやすくする。
3、肥料をむらなく混ぜ込む。
4、雑草が生えてくるのを抑える。
などがあるそうです。
今は機械でしますが、昔は牛や馬に鍬を引かせて代掻きをしていたそうですよ
代掻きが終わると、水田が鏡のようになり、周囲の風景を映し出します
こんな田んぼの風景を見た時は、「この田んぼはもうすぐ田植えなんだな」と思ってくださいね
田んぼに水が入ると、カエルの合唱も響き渡り、そんなカエルを狙って蛇も冬眠から覚めてきます。
90歳の文治じークラスになると、蛇とも会話が弾みます。
肥料をまいては代掻きをし、それを何度も繰り返します。
代掻きは1回だけではなく、何度も何度も繰り返しながら田植えの時を待つのです。
周囲の草刈りや、イノシシや鹿から米を守るための電線張りなど、その他の作業も同時にこなしながら、いよいよ田植えへと作業を移すのです。