柄に合わない話。
故郷というか、記者になるまで過ごした八代へ。
よく行ってたラーメン屋さんがあります。
いつも八代取材の時に立ち寄る小さな店です。
小さなカウンターのみ。ラーメン450円。
おじちゃんとオバチャンがカウンターの中でいつも小競り合い。
五年前、タレント辞めて記者になるよと店に寄って、
明日引っ越すんだよと伝えると
帰り際にお母さんとお父さんがびっくりして、
「よかったね〜!よかったね〜!」と喜んでくれました。
オバチャン帰り際に、
「がんばらんば。はい、これ」と
お年玉のポチ袋を手に握らせるんです。
押し問答の末にもらったポチ袋、
ピンとした1万円札が入ってて。
泣きましたよ。
以来、八代に取材の度に近況を報告しに行くのです。