師走前。
1年のニュースを振り返る時期。
去年は東日本大震災の取材団映像と格闘していましたが、
今年山積みのテープは、九州北部豪雨の取材映像。
2年続けて『未曾有』と叫ばれる大災害の現場を肌で感じたこと。
きちんと寄り添い続けているかという自問自答…2012年。
これから年末の特番に向けて、今一度テープを見直す作業に入りますが、
何度見ても現場の緊迫感、悲壮感はあまりに生々しく、衝撃的です。
カメラマンの音声、命からがら逃げてきた被災者の震えた声。
4か月が過ぎた今でも、初めて見る映像が無数にあり、
見返して新たに分かる事実もあります。
1年のニュースをまとめつつ師走の選挙。
報道フロアで誰ひとり倒れませんように…。