遊軍は何でも屋。
遺跡発掘現場も担当します。

テレビ熊本の近所にあります
硯川遺跡群から
旧石器時代の遺物発見の一報。

長靴で現場臨場。

事件事故取材と基本は同じ。
現場の位置、目撃者(熊本市の発掘担当者)
それから遺留品、もとい石器の特徴、
今後の裏取り捜査、もとい分析の方向性を聴取。

ざっくり言うと、30000～35000年前
TKUに程近い場所で、
旧石器時代の方々が石をかち割って
石器をこしらえていた痕跡が見つかったと。

要はそういうことです。

石器の材料は、破片や地層を見分したところ
佐賀や長崎、阿蘇にある素材もあると。
よって、
移動しながら暮らしていた旧石器時代人が
熊本市北部支所のそばで
カチンコチン石を割って石器を作っていた…ということです。

過去には人骨が見つかった発掘現場にも行きました。
私「死後どんくらいですか？」
専門家「ん～、3500～4000年かな」
てな具合です。

さすがに原稿に
「縄文人とみて身元の特定を急いでいます」とは書きませんでしたが、
「遺留品は？」との問いに
「とりあえず服は着てないし
免許証もないよね」と答えた
センスある考古学の先生がいたなぁ。

遊軍って楽しいでしょ？