FNN取材団解散。
熊本地震に伴うFNN取材団が、明日、解散します。
発災直後からヘリ3機、SNG車9台、ENG30班、そしてデスク・記者・編集マンなど
FNN系列の精鋭が熊本に駆けつけ、情報番組のスタッフも加えると、500人を越える仲間が支えてくれました。
「とにかく被害規模を全国に流し続ける」
支援の立ち上がりを早くするためにも、
熊本で何が起きているかをリアルタイムで。とにかく中継が命でした。
報道の使命を果たすべく、多くのスタッフは大なり小なり被災しながら飛び出しました。
我が家が壊れたとか、水がないとか電気がこないとか車中泊とか、
避難所に飯がないとか、なにもできないけど、とりあえず自分たちでなんとかして…家族のSOSに構わず戦いました。
そして混乱の中の本震。地元局として丁寧な対応もできない中、
系列のヘルメットや中継車が到着してくれた時の安堵感、感謝は言葉にできません。
重ねて、各局から届いた物資で私たちは生きることができました。各局のロジ担当者にも感謝、感謝。
全国の仲間に、心をこめて
本当に本当にありがとうございました。
余震の中、大切な家族を送り出してご家族のみなさんも、ありがとうございました。
ひとつ恩返しができます。それは、日本全国で災害が発生したら、
熊本地震のノウハウをもった我々がすっ飛んで行くことです。最強のチームで。