1.とき
2.ところ
3.委員の出席
委員総数 | 8名 | |
---|---|---|
レポート提出の委員 | 7名 | (委員順不同・敬称略) |
委員長 | 橋本 上 | |
副委員長 | 田口 祝子 | |
委員 | 田尻 和子 | |
〃 | 野々口 弘基 | |
〃 | 出田 敬太郎 | |
〃 | 相本 倫子 | |
〃 | 宮尾 千加子 | |
放送事業者側報告 | 代表取締役会長 | 本松 賢 |
取締役報道編成制作局長 | 伊藤 典昭 | |
報道編成制作局編成制作部シニアディレクター | 徳永 幹男 | |
報道編成制作局編成制作部 | 高津 孝幸 | |
番組審議会事務局長 | 山本 健太 | |
番組審議会事務局 | 恒松 聡美 | |
番組審議会事務局 | 堤 渚 |
4.議題
- ドキュメント九州『最後は笑ったもん勝ち』についての合評
- 事務局報告
- 『3月視聴者対応』の報告(視聴者センター)
5.議事の概要
今回は新型コロナウイルスの影響により、書面による番組審議会となりました。委員の皆様から寄せられた意見の概要は以下の通りです。
【良かった点】
大病によって障がい者となった主人公が、熊本城マラソンに挑戦するまでの姿を描き、そのプロセスにいて、お世話になった方々への感謝と、世の中に諦めないことの大切さを伝えることができた番組で、ほぼ制作者の意図通りの内容に制作できたのではないか。
横田さんという存在を見つけ、取材を続けたTKUの発掘力と取材力に脱帽した。
きっとこれからも笑顔で色々なことに挑戦していく横田さんの活躍をぜひ今後も見させていただきたい。
短時間のドキュメントの中に感動と多くのメッセージ、生きることの意味を伝えている素晴らしい出来だった。
新型コロナで先行きの見えない状況で苦しんでいる人々にとって、到底不可能だと思われていることに挑んだ横田さんの姿は「希望」と「勇気」を感じる素晴らしいものだった。この時期、思い悩んでいる多くの人々に見てもらいたい番組だと感じた。
横田さんの笑顔が非常に印象的で、諦めずにどこまでも前向きに頑張る姿は、視聴者はもちろん同様な境遇の方々へは大きな励みになり、挫折をした人や辛い思いをした人などにも元気と勇気を与えてくれた素晴らしい番組だった。
ありのままの姿を多く引き出せたのは、心を開いて安心して接することが出来る地元テレビ局TKUさんならではだと思う。
障がい者と健常者の共存社会は継続していくので、非常に重要な社会的意味合いのあるドキュメント番組だった。
障がいのある人とない人がともに支え合う共生社会とは何なのか、まさに身近に感じ考えることができるドキュメント番組だった。
【改善すべきと思われた点】
視聴前の段階では、番組名『最後は笑ったもん勝ち』が軽い内容を連想してしまうので、サブタイトルを付けて番組内容を想像し易くした方が良かった。
せっかく大変いい番組だったので一般の方が視聴しやすい放送時間帯の放送が出来なかったのかと残念。多くの子ども達や若者にぜひ見てもらいたいと思うので、そのためにも多くの人が視聴できる時間帯でぜひ再放送してほしい。
「何かに挑戦」する筋立てだが、それがなぜ「熊本城マラソン」だったのか、動機の部分が弱く、最後までもやもやした。以前から走るのが好きだったわけでもなく、なぜ山登り、ダンス、水泳など他の挑戦ではいけなかったのか。フルマラソンという「無謀な挑戦」を選んだ動機がもっと丁寧に描かれていれば、と感じた。
6.審議機関の答申、または改善意見に対してとった措置
- 答申の内容
なし
措置の内容
今回の審議会における各委員の意見・指摘は、令和2年6月の役員・局長・局次長・部長、担当部長で構成する「全体会議」で報告予定。あわせて関係部署の担当者への報告、周知。 - 意見・措置の内容
なし。
7. 機関の答申、または意見の概要を公表する際の内容方法および年月日
- 令和2年5月18日(月)から当該事項を記載した書面をテレビ熊本・本社番組審議会事務局へ備えおき視聴者の閲覧希望に対応する。
- 夏号社内報に掲載予定。
- その他
- 社内LANに転載予定。
- テレビ熊本インターネット(ホームページ)に転載。
- 令和2年5月31日(日)午前6時15分から放送の検証番組『TKUテレビ批評』で報告予定。
8.その他の参考事項
- 訂正及び取り消しを行った放送、視聴者から申し出があった内容を取り上げた放送はありませんでした。
- 視聴者の苦情等で番組審議会に報告する事項はありませんでした。
- 放送番組種別の報告