新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「双子について」

双子とは、同じお母さんのお腹の中で、同時期に発育して生まれる 二人の赤ちゃんのことです。
『一卵性』や『二卵性』という言葉を聞いたことがあると思いますが、これは、双子の種類になります。

『一卵性』は、受精卵が一つで、分裂の過程で二つに分かれるもので、同じ遺伝子情報を持つため、性別・血液型は同じになり、顔立ちや体型も似ています。
一方、『二卵性』は、受精卵が最初から二つ作られるもので、性別や血液型などが異なることがあります。
また、双子の種類をさらに細かく分ける『膜性』というものがあり、子宮内で赤ちゃんが包まれている、膜の数と組み合わせによって、妊娠・出産のリスクが異なります。

双胎妊娠は一般的に、リスクが高いといわれています。
双子の場合、およそ半数が早産になるのに加え、流産や貧血、妊娠高血圧症候群、微弱陣痛などの合併症が多くなるため、主治医の指示のもと、しっかり管理することが大切です。

また、赤ちゃんも、双胎一児死亡や双胎間輸血症候群、胎位異常、胎児奇形などの確立が高まります。
帝王切開や、低出生体重児となるケースも少なくないので、新生児医療の高度な医療環境の整った病院を選ぶと安心でしょう。

双胎妊娠かどうかは、妊娠初期の超音波検査で確認できます。
赤ちゃんが一人の単胎妊娠よりも、お腹が大きくなりやすく、腰痛などのマイナートラブルも起こりやすいので、無理をしないことが大切です。