新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週火曜よる9:54 OA
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊娠中期に気をつけたい病気」

妊娠中期とは、妊娠5ヶ月から7ヶ月、週数では16週から27週のことで、安定期といわれていますが、気をつけたい病気もあります。

まず、妊娠糖尿病は、妊娠中に初めて発見または発症した糖代謝異常のことで、妊娠中期以降に多い病気です。
妊娠中は、ホルモンの影響で、血糖値をコントロールするインスリンの機能が低下し、糖代謝異常を起こしやすくなります。
また、お母さんが高血糖だと、お腹の赤ちゃんも高血糖になり、さまざまな合併症のリスクが高まります。
栄養バランスのとれた食事と、適正な範囲の体重増加、血糖値を上げすぎないことが、予防につながります。

次に、妊娠高血圧症候群は、妊娠20週以降、出産後12週までに起こります。
高血圧が主で、蛋白尿または全身にむくみが起きる疾患です。
原因ははっきりと分かっていませんが、リスク要因としては、高齢出産、肥満、初産、もともと高血圧や糖尿病・腎疾患がある場合、前回の妊娠で妊娠高血圧症候群にかかった場合、多胎妊娠などがあげられます。
なりやすい時期は妊娠32週以降で、それ以前に発症するケースは、重症化しやすいので、注意が必要です。

妊娠中期は安定期だからといって無理をすると、切迫早産や早産などのトラブルも起こりやすくなりますので、十分注意してくだい。

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