新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「マタニティブルーズ」

出産後は、出産における体へのダメージや、ホルモンバランスの急激な変化、慣れない赤ちゃんのお世話などにより、心身ともに疲れ、ストレスを感じやすくなります。

マタニティブルーズとは、出産直後から産後1週間頃までにみられる一過性のうつ状態のことで、多くは1日~2日で自然とよくなるので、心配はいりません。
日本では、およそ30%から半数のお母さんが経験するといわれています。
症状は、気分が落ち込む、涙もろい、疲れる、食欲がない、集中力が低下するなど。
主な原因は、出産後の急激なホルモンバランスの変化で、育児の不安やストレス、睡眠不足、疲労なども、要因のひとつと考えられています。

もし、症状が改善しない場合は、産後うつ病が疑われます。
産後うつ病は、産後3ヶ月までにみられる うつ病で、日本では、10人に1人が経験するといわれています。
主な症状は、気分が沈む、食欲がない、体重の減少、不眠、気力の低下などで、症状が2週間以上続き、回復の兆しがない場合は、医師や専門医に相談しましょう。
ご家族には、お母さんの心身の健康状態にも気を配っていただきたいと思います。

福田病院では、出産直後の入院中に、医師や看護師が連携し、患者さんから、心の状態についてお話を伺うようにしています。
また、必要に応じて、臨床心理士が専門的なカウンセリングを行っています。

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