新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「麻しん・風しんについて」

麻しんと風しんは、どちらも発熱と発疹を伴う感染症です。
妊娠中に、麻しんや風しんにかかると、妊婦さんに抗体がない場合、お母さん・赤ちゃんの両方に、重篤な結果を招く危険があります。

麻しんは、麻しんウイルスによって起こり、『はしか』とも言われます。
感染力が非常に強く、免疫を持たない人が感染すると、ほぼ100%発症し、一度感染して発症すると、一生免疫が持続するといわれています。
大人がかかると重症化しやすく、特に、妊婦さんが感染すると、肺炎の発症は2.6倍、
死亡率は6.4倍と高くなり、流産や早産を起こす可能性が高くなります。

風しんは、風しんウイルスによって起こり、妊娠中、特に妊娠20週頃までに感染すると、赤ちゃんの目や耳、心臓などに障害がでる『先天性風しん症候群』を発症する可能性があります。
また、制度の変遷によって、風しんの予防接種を受けておらず、免疫がない人が多い世代がありますので、注意が必要です。

現在、多くの自治体では、妊娠を希望する女性などを対象に、風しんの抗体検査を無料で実施しています。
また、条件を満たせば、予防接種の助成も受けられますので、お住まいの市区町村にお問い合わせください。

麻しん・風しん共に、最も有効な予防方法は、予防接種です。
妊娠中は、ワクチン接種が出来ませんので、もし、妊娠を希望しているならば、早めに予防接種を受けましょう。

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