新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊娠中の血液検査」

妊娠中の血液検査は、血液を通じて、お母さんと赤ちゃんの状態を調べるのが目的で、時期ごとに検査項目が変化します。
         
妊娠初期には、これから妊娠生活を送る上で、妊婦さんやお腹の赤ちゃんにリスク要因がないかを調べます。
血液型を調べることで、緊急の輸血が必要になった場合に備える意味もあります。
調べる内容としては、貧血検査、妊娠糖尿病のリスクを調べる血糖値検査、母子間の血液型不適合妊娠を調べる血液型検査、赤血球に対する珍しい抗体がないかを調べる不規則抗体検査、風疹の抗体検査、B型肝炎・C型肝炎・梅毒・HIV・成人T細胞白血病の検査などです。

妊娠中期や後期、臨月の検査項目は、ほとんど同じで、貧血、血糖値、肝機能、総コレステロール、中性脂肪、腎機能などを調べます。
貧血は、分娩時に出血が増える弛緩出血のリスクになり、血糖値が高い場合は、妊娠糖尿病になる可能性が高くなります。
また、妊婦さんやお腹の赤ちゃんの状態によっては、追加の採血が行われる場合もあります。


   
妊娠中の血液検査では、早期に異常を発見し、適切な治療を始めることでトラブルが起こるのを防ぐことができます。
安心して過ごすためにも、定期的な妊婦健診を、必ず受けるようにしましょう。

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