新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
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「妊娠中のインフルエンザ」

毎年、冬に必ず流行するインフルエンザですが、例年11月~12月頃に流行がはじまり、1月~3月にピークを迎えます。

妊娠中は、インフルエンザに感染すると、肺炎などを合併しやすく、重症化しやすいとされています。
マスクや、うがい手洗いを習慣にしていても、なかなか感染を防ぐのは難しいものです。
インフルエンザの予防接種によって、インフルエンザにかかることを完全に予防することはできませんが、重篤な合併症や死亡を予防し、健康被害を最小限にすることができます。

インフルエンザのワクチンは、不活化ワクチンといって、インフルエンザウイルスの感染力を失わせ、人が免疫を作るのに必要な成分だけを取り出して作ったものです。
インフルエンザワクチンには感染力がないので、予防接種によってインフルエンザを発症することはありません。
お腹の赤ちゃんへの影響もなく、妊娠中の全ての時期において、安心して接種できます。

予防接種の効果は、接種後2週間くらいから出始め、5ヶ月くらい続くとされています。
また、妊娠中にインフルエンザの予防接種を受けたお母さんから生まれた赤ちゃんは、生後6ヶ月までのインフルエンザの発症リスクが70%減少するという報告もあります。

生後6ヶ月まで、赤ちゃんはインフルエンザワクチンを接種することができませんので、インフルエンザ流行期間中に出産を控えている妊婦さんは、
生まれてくる赤ちゃんのためにも、予防接種を受けておくとよいでしょう。

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