新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊娠中の栄養」

妊娠中は、普段よりも更に、質の良い、栄養バランスが取れた食事が大切になります。
今回は、妊婦さんが積極的にとりたい栄養素についてお話します。
         
まず、鉄分は、血液中のヘモグロビンを作り、酸素を運ぶ重要なミネラルです。
不足すると、赤ちゃんの発育が悪くなり、お母さんは貧血になってしまいます。
赤身の肉や、魚介類、大豆製品など、鉄分を多く含む食品をとりましょう。
タンパク質とビタミンCを一緒に摂ると吸収率が上がります。

葉酸は、お腹の赤ちゃんの発育や造血に欠かせない栄養素で、先天異常である『神経管閉鎖障害』の予防効果があります。
ほうれん草や小松菜などの葉物野菜や、豆類などに多く含まれ、ビタミンCとの組み合わせで、吸収率が上がります。

カルシウムは、日本人が不足しがちな栄養素で、お腹の赤ちゃんの骨や歯を形成し、お母さんの血圧を下げたり、骨粗しょう症を防ぎます。
牛乳や乳製品など動物性食品のカルシウムは、吸収がよく、加熱しても栄養成分に変化がありません。
ビタミンDやタンパク質、酢などのクエン酸と一緒に摂ると、吸収率がアップします。

最近では、赤ちゃんがお腹の中にいるときの栄養状態が、将来の生活習慣病の発症にも影響することが分かっています。
妊娠中は、低栄養や肥満にならないよう気をつけながら、正しい食生活を心がけましょう。

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