新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「出産について」

出産予定日の3週間前からは『正期産』で、赤ちゃんがいつ生まれてもいい時期です。

実際に、出産がどのように進んでいくのか、一般的な経膣分娩のプロセスを知っておきましょう。

陣痛から出産までは、大きく3つの段階に分けられます。
『分娩第一期』は、規則的な陣痛が始まってから、子宮口が全開になるまでで、初産婦さんは11時間~15時間、経産婦さんは5時間~6時間程度です。
『分娩第二期』は、子宮口が全開してから赤ちゃんが生まれるまでで、初産婦さんは1時間、経産婦さんは10分~20分程度。
『分娩第三期』は、赤ちゃんが生まれてから胎盤が出るまでで、初産婦さん、経産婦さんともに5分~30分程度となります。

また、出産をスムーズに行うための医療行為についても知っておきましょう。
『陣痛促進剤』は、微弱陣痛でお産が進まなかったり、長引いたりしたときに、お母さんの体力低下や、お腹の赤ちゃんのトラブルを防ぐために使われます。

『会陰切開』は、赤ちゃんの頭が出てくるときに、会陰や膣が裂けるのを防ぐため、あらかじめ会陰を切ることで、裂けた場合よりも傷口が早くきれいに治ります。
会陰切開をしないで、裂けずに済む人は、経産婦さんでも全体の半数に満たない程度で、
初産婦さんでは、1割程度です。

入院時期の目安は、陣痛の周期が10分おきになってからです。

経産婦さんは、お産の進みが速い人もいますので、医師の指示に従いましょう。

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