新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
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「つわりについて」

『つわり』は、妊娠初期に現れる 不快症状の一つで、妊婦さんの半数以上が経験するといわれています。

一般的に、妊娠5、6週頃から症状が出始め、妊娠12週~16週頃には治まることがほとんどです。
症状は、吐き気や嘔吐、食欲不振、消化不良、眠気、全身倦怠感、食べ物や匂いに対する嗜好の変化などがあります。
症状や程度については個人差が大きく、同じ人でも、妊娠の度に毎回違ったり、全く症状が出ない人もいれば、中には、出産まで症状が治まらない人もいます。

つわりは、病気ではなく、妊娠における生理的な反応ですが、症状が悪化し、食事や水分が摂取できなくなり、治療が必要な『妊娠悪阻』になってしまうこともあります。
『妊娠悪阻』は、全ての妊婦さんの1~2%程度と多くありませんが、重症化すると母子ともに命の危険があるため、早めの治療が必要となります。

つわりがひどい時期は、思うように食事ができず、お腹の赤ちゃんへの栄養が気になるものですが、妊娠初期には、胎盤が完成しておらず、お腹の赤ちゃんは、受精卵から作られる卵黄嚢から、成長に必要な栄養を供給されているので、心配いりません。

つわりの時期は、『食べられるものを、食べられるときに、食べられるだけ食べる』が基本です。
食事の時間や回数、栄養面にこだわることなく、無理をしないようにしましょう。

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