新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「早産について」

お腹の赤ちゃんの発育から、適切な時期の出産を『正期産』といい、『早産』は、それよりも前に赤ちゃんが生まれることをいいます。

『正期産』は妊娠37週0日~妊娠41週6日までの出産で、『早産』は、妊娠22週0日~妊娠36週6日までの出産です。
早産で生まれた赤ちゃんは、妊娠週数によっては身体機能が未熟で、心肺機能は整っておらず、体温調節機能や免疫機能もできあがっていないため、生まれた後に、呼吸器系の病気や、感染症にかかりやすくなるなど、トラブルが起こる可能性があります。
生まれる時期が妊娠37週に近いほど、体内の器官が発育し、障害が現れる可能性が少なくなるため、早産の兆候が見られたら、できるだけ妊娠期間を延ばす処置がとられます。

また、切迫早産とは、早産になる危険性が高い状態、つまり、早産の一歩手前の状態のことですが、この時点で、速やかに対処すれば、多くは早産を免れることができます。
自覚症状としては、下腹部痛、出血、破水などで、切迫早産と診断されると、入院や自宅安静となり、妊娠週数や破水の有無、子宮内感染の有無、赤ちゃんの状態などによって治療方法が決まります。

切迫早産や早産の予防には、早期発見・早期治療が最も大切です。
定期的に妊婦健診を受け、何か異常を感じたら、すぐに主治医に相談しましょう。

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