新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊活について(1)」

妊活とは、妊娠についての知識を身につけ、生活習慣を見直し、体質を改善しながら、妊娠する力を高めていく活動のことです。今回は、妊娠における基礎的なことについてお話します。

卵子は、女性が生まれたときから体内にあり、新しく作られることはないので、加齢とともに減少、老化して、質が低下していきます。
35歳を過ぎると、卵巣や子宮の機能も徐々に低下するため、自然妊娠率が低下、妊娠・出産の異常が起きやすくなります。
さらに、子宮や卵巣の病気、偏った食生活などで、卵子の老化が加速するといわれていますが、残念ながら、卵子を若返らせる方法はありません。

女性は、月に1回、卵巣から卵子が1個排卵され、卵管へと移動します。
このとき、男性の精子と受精して、受精卵となり、子宮内に着床することで、初めて妊娠が成立します。

卵子の寿命は24時間、精子の寿命は3日程度なので、排卵日の2日前から排卵直後にかけての性交渉が、最も妊娠しやすいことになります。
また、男性の場合、精巣では生涯を通して精子が作られますが、加齢とともに徐々に機能が低下していきます。
男性も、35歳を過ぎると、不妊治療による出生率が下がる、男性の高齢化とともに、流産のリスクが上がるという報告もあります。

次回は、基礎体温や妊活中に摂取してほしい『葉酸』についてお話します。

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!