新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週土曜 午前11:30~11:33
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊娠初期の注意点」

妊娠初期は、妊娠1ヶ月~妊娠4ヶ月までのことで、赤ちゃんの発育においても重要な時期です。
今回は、妊娠初期はもちろん、妊娠全期間において注意したいことをお話します。

まずは、薬について。
赤ちゃんへの薬の影響は、妊娠中のどの時期に服用するかで変わってきますが、妊娠初期は、赤ちゃんの細胞増殖が盛んな時期なので、注意したい時期です。
特に妊娠2ヶ月頃は、『器官形成期』といい、赤ちゃんの重要な器官、脳や神経、心臓などがつくられる時期で、薬の影響を受けると、奇形が起こることがあります。
赤ちゃんに影響を及ぼす薬は ごくわずかですが、薬の服用については、担当の医師に相談し、個人の判断で服用しないようにしましょう。

続いて、喫煙について。
妊娠中の喫煙によって、赤ちゃんへの栄養供給が低下し、酸欠状態になり、心拍数が低下することが分かっています。
流産や死産、早産のリスクも高くなり、喫煙する妊婦さんから産まれた赤ちゃんは、低出生体重児になる確率が通常のおよそ2倍、周産期死亡率がおよそ1.4倍といわれています。
受動喫煙も、赤ちゃんに影響しますので、十分注意しましょう。

アルコールは、発育障害や知能障害などの胎児性アルコール症候群を引き起こします。
妊娠中の飲酒は、少ない量でも赤ちゃんに影響を及ぼす可能性がありますので、妊娠に気づいた時点で、禁酒しましょう。

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!