新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週火曜よる9:54 OA
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「妊娠中の紫外線対策」

妊娠中は、妊娠期に増えるホルモンの影響で、メラニンを作り出す細胞の働きが活発になるため、シミが目立つようになったり、新しいシミができやすくなります。

いつも以上に念入りな紫外線対策が必要になりますが、妊娠中のシミは、きちんと対策をしておけば、かなり防ぐことができます。

地上に届く紫外線には、A波とB波があり、A波は、皮膚の深いところまで届くため、シミやたるみを引き起こします。
B波は、皮膚に炎症を起こし、細胞を傷つけます。
浴びすぎると、自己修復機能が働かなくなり、がん化する場合もあるため注意が必要です。
また、肌老化の7割は、紫外線による光老化だといわれています。
紫外線を浴びなくても、年齢とともに生理的老化は起こりますが、
日の当たりやすい手の甲や顔には、光老化も加わるため、紫外線対策が重要になります。

妊娠中は、肌が敏感になるため、いつも使っている日焼け止めでトラブルを起こすこともあります。
使ってみて合わないと感じたときには、敏感肌にも使える低刺激の日焼け止めを試してみましょう。
また、手や腕などでは問題がなくても、皮膚が薄い顔に塗るとトラブルを起こすこともあるので、少量を顔の目立たない部分につけ、様子を見て、問題がなければ、顔全体に塗るようにしましょう。

一般的に、日焼け止めの効果が持続するのは2時間程度ですが、汗をかいたりした場合は、すぐに塗り直すようにしましょう。
また、肌のために、日焼け止めはきれいに落とし、そのあとは、しっかりと保湿を行ってください。

トラブルの原因となる紫外線ですが、極端な紫外線対策を行うと、ビタミンDの生成が減り、産まれてくる赤ちゃんにビタミンD欠乏症の症状があらわれることもあります。

紫外線の強い時間帯を避けて、木陰などで日光浴を取り入れてみるとよいでしょう。

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!