新堀曜子先生の女性教室

新堀曜子先生の女性教室

毎週火曜よる9:54 OA
知っているようで意外と知らない女性の体について、福田病院の新堀曜子先生が皆さんからの質問に答えます。
愛育会 福田病院 産婦人科 新堀 曜子先生
OA

「出産について」

お産は、突然 始まるわけではありません。
お産が始まるサインや、どのように進んでいくのかを知っておきましょう。

お産の始まりには個人差がありますが、『おしるし、陣痛、破水』の順番が多いと言われています。
『おしるし』とは、血液の混じったおりもので、子宮口が開き始めた証拠です。
『陣痛』とは、子宮の収縮によって起こる周期的な痛みで、初めは不規則で弱く、次第に間隔が短くなり、収縮も長く・強くなっていきます。
一般的に、10分間隔以内、1時間に6回以上の痛みがきたら、お産の始まりです。
『破水』とは、赤ちゃんを包んでいる卵膜が破れて、羊水が外に流れ出てくることです。
陣痛が来る前に破水してしまうこともあり、放っておくと、赤ちゃんが細菌に感染する恐れがあるので、すぐに病院へ連絡して指示を受けます。

お産の進行には、3つの段階があります。
『分娩第一期』は、子宮口が全開大になるまでで、この経過が最も長く、初産婦さんは10時間~15時間、経産婦さんは4時間~6時間程度です。
終盤は、いきみたくても いきんではいけない時期で、呼吸とともに いきみを逃します。

『分娩第二期』は、赤ちゃんが産まれるまでで、初産婦さんは1時間~2時間、経産婦さんは30分~1時間程度です。
陣痛は1分間隔で、痛みはおよそ60秒続きます。
助産師の指示に合わせて、陣痛が強くなったピークでいきみます。

『分娩第三期』は、胎盤が出るまでで、初産婦さんは15分~30分、経産婦さんは10分~20分程度です。
軽い陣痛とともに、子宮壁から胎盤が剥がれ出ます。

妊娠37週からは正期産になり、いつお産が始まってもいい状態です。
お産の始まるサインを意識しながら過ごしましょう。

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