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「母と子の自然災害への備え」
熊本地震から、まもなく9年が経とうとしています。
いざ、地震が起きたとき、すぐに命を守る行動をとれるよう、日ごろから意識しておきましょう。
基本的な 地震への備えのポイントは、まず、【家具類の転倒・落下・移動の防止対策】。家具の配置を工夫する、家具・テレビなどを固定する、高いところに物をのせない、ガラスが飛散しないようにしておくことなどです。
次に、【食料や水などの確保】。
電気やガス、水道などのライフラインが止まった場合に備えて、食料や飲料水の備蓄は、家族の人数分を3日から1週間分準備しておきましょう。
飲料水は、1人1日3リットルが目安で、飲料水とは別に、生活用水も必要なので、日ごろから、お風呂の水を張っておくことも備えになります。
食料は、長期保存ができる非常食や、普段から よく利用する食品で保存のきくものを備蓄しておきましょう。
また、【非常用持ち出しバッグの準備】も大切です。
自宅が被災したときには、安全な場所で避難生活を送ることになるため、食料や飲料、衣類など、必要最低限のものをリュックなどに準備しておきます。
子どもがいる家庭は、ミルクや使い捨ての哺乳瓶、紙おむつ、おしりふき、抱っこ紐、離乳食、お気に入りのおもちゃ、おやつなど、子どもが安心できるようなものがあるとよいでしょう。
いざ災害が起きたとき、慌てずにすむよう、【避難場所や避難経路の確認】をしておきます。
自治体で配付している防災マップやハザードマップを参考に、家から避難場所までの避難経路を、事前に確認しておきましょう。
地震が発生したときに、家族が別の場所にいる場合に備えて、安否確認の方法や、集合場所についても、家族で話し合っておきましょう。