今日は、西区上代にあります「高橋稲荷神社」からです！稲荷神社と言いますと、全国にたくさんありますが、こちら高橋稲荷に祭ってある稲荷大神は、日本人の生活存在のエネルギーを与えてくれる食物の守護神、福徳を与えてくれる福の神とも言われ、商売繁盛、家内安全、五穀豊穣、交通安全、漁業繁栄など人間の極めて密着した神様なんです。しかも、この高橋稲荷神社は日本五大稲荷のひとつなんです。

その高橋稲荷神社では、今週末2月6日（土）に「高橋稲荷神社 初午大祭」が行われます。初午の日は稲荷大神の御鎮座ゆかりの日として、古来、民衆の深い親交の日になっています。この城山にご神体が移ったのが江戸時代の1661年で、今年で355年の伝統ある行事です。形は違えど毎年行われていたと言われています。全国の稲荷神社では、2月最初の牛の日が初牛大祭としてお祭りが行われるそうですが、こちらの地域では、お正月の初詣よりもこの初午大祭の方が参拝客が多いそうなんです。

さて、当日行われるイベントとしては、福餅まき神事です。紅白のお餅を当日午前10時～夕方4時まで1時間ごとに7回、およそ10万個投げるそうですが、当日はこのお餅を目当てに多くの方が集まるそうです。お餅を投げるのは、その年の年男年女250人です。このお餅をキャッチできたら、福も一緒に手に入れることが出来るということだそうです。これは是非みなさん参加されてみてください。他にも、地元の野菜をふんだんに使った喜常汁（きつねじゅる）も、振る舞われるそうですよ。 当日は、朝8時から午後6時まで交通規制がかかります。駐車場は、三和中学校、城山小学校、高橋小学校です。