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全国から大注目! 県内各地でくまモンが大暴れ!?
担当 : くまモン ©2010 熊本県 くまモン

今回は「加藤神社」からです。

今回は、熊本市中央区本丸にある加藤神社からです。熊本城内に、1871年(明治4年)に建立された146年の由緒ある神社として県民の皆さんにも良くご存じだと思います。

加藤神社に祀られる神様は熊本城城主の加藤清正公です。土木建築や勝運にご利益があるとされています。そして、加藤神社と言えば、熊本地震ですごい物が出てきたんですよ!何と崩れた石垣の一部に観音様がいらっしゃったんです。

権禰宜の田中さんにお話しを伺います。

「熊本城調査研究センターによりますと、戦国時代に一般の人たちが先祖を供養しようと 「板碑(いたび)」と呼ばれる板状の石碑に彫り込んだものだということです。その後、江戸時代に、熊本城の石垣を造る際、急いで石を集めたために、身近にあった板碑を石垣の石に転用したものとみられ、およそ400年の時を経て今回の地震で出現したということです。」

そんな加藤神社で明日、年に一度の神事「茅の輪くぐり」が行われるんです。

「茅の輪くぐりは皆さんもご存じだと思います、半年間の厄を払うもので加藤神社では「夏越の大祓」と称しまして行っています。」

過去を振り返り、明日からの生活をより豊かにするためのものであります。その中で6月30日の夏越大祓、12月31日の年越大祓で、半年の罪穢を祓い清める年2回の精神的決算日ですので、ご自身だけでなく身の回りの車やペットも一緒に行って頂きたいと思いやっております。そして人だけでなく、何と車やペット用の茅の輪くぐりまであるんですよ。

そして明日に迫っているという事で、実は今、こちらでは茅の輪の製作作業の真っ最中なんです。

「材料となる葉っぱ・萱(カヤ)を崇敬者の田んぼから、自分たちで刈って来て作っています。こちらでは使う萱の選別を行っています。」

ちなみにこちらの加藤神社では正式なくぐり方があるんです。左・右・左と8の字を描くようにくぐります。

というわけで明日、「夏越の大祓」茅の輪くぐりが行われます。午後2時から夜の10時まで行われます。半年間の罪穢を祓い清める為に是非「茅の輪くぐり」にお越し頂きたいと思います。また、7月は清正公夜市や清正公まつりも行いますので、ぜひ加藤神社にお越しください。

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