今日は上益城郡御船町「御船町恐竜博物館」におじゃましています！朝9時から開いているんですが、現在夏休みという事で大変にぎわっています。早速、主任学芸員の池上博士にお聞きしましょう！

常設展示スペースには、約800点の恐竜化石が展示されています。そして、11月26日までの期間は『新発見 恐竜時代の支配者～進化するモンタナの恐竜～』と題した特別展も開催されているんですよ！さらに「缶バッジを作ろう」体験など、子ども達が楽しめるイベントも開催中です。
『缶バッジを作ろう』
午前の部…9時～12時、午後の部…13時～17時　※材料費300円が必要です。
場所：2階 体験交流室

では、期間限定の特別展『新発見 恐竜時代の支配者～進化するモンタナの恐竜～』を観ていきましょう。まずは、この特別展のチラシに3匹の恐竜が描かれています。「アクリスタヴス」「プロブラキロフォサウルス」「ブラキロフォサウルス」です。今回の特別展のテーマが「進化するモンタナの恐竜」という事で、進化の様子を表しています。この特別展では、アメリカのロッキー博物館から近年発見された貴重な恐竜化石を約60点展示しています。進化の過程が一目でわかるので自由研究にもちょうどいいですよね！

そして、今回の目玉です！なんと世界発公開！『ケラシノプス』の全身骨格です！実はこの『ケラシノプス』は、元々化石が全身の30パーセントしか見つかっておらず、全身の骨格を復元するのは難しいと言われていました。しかし、アメリカのモンタナ州にあるロッキー博物館のチームが復元に成功し、さらに、アメリカで公開する前に、この御船町恐竜博物館で世界発公開となりました。

その他にも有名な「ティラノサウルス」や「トリケラトプス」の貴重な化石も迫力がありますね～！　みなさん、是非、見にきてください！！