木曜日といえばこのコーナー くまモンとかたらんね

全国から大注目! 県内各地でくまモンが大暴れ!?
担当 : くまモン ©2010 熊本県 くまモン

合志のハロウィンスイカ

今日は、合志市野々島にある畑にお邪魔しています! 今日のくまモンの服装は…そう、10月と言えばハロウィン!ですよね。そしてハロウィンのシンボルと言えば…、カボチャが思い浮かびますが、今日はそのイメージをくつがえすものをご紹介しますよ!!ではハウスの中に入っていきましょう。ご覧ください!!ツルで分かったらたいしたもんですよ!! そう、スイカです!熊本はスイカの名産地と呼ばれていますが、通常春~初夏に収穫されるスイカが熊本では一般的ですが、これは全国的にも非常に珍しいです。基本的に10月しか販売されないことからこのスイカを「ハロウィンスイカ」と名付けたそうですよ! 詳しいお話を生産者の幸恵さんにお伺いしましょう。実は、幸恵さんには春のスイカでもご出演いただき、今回2回目です。よろしくお願いします。

『スイカと言うと植木をイメージしますが、合志市も植木のスイカと同じくらいの歴史を持つ、昔からスイカの栽培が盛んな産地で、合志市の特産品でもあるんですよ。なぜ秋にスイカを作り始めたかといいますと、生産者さんはこのようなハウスで秋は何も育てていなかったので、それではもったいないという事で、秋にもスイカを作ろう!ということになり、JAきくちのスイカ部会と合志市の生産者さんが手をとってこのプロジェクトを開始しました。秋のスイカは、台風の被害を受けやすい10月に収穫するためこれまで栽培していなかったのですが、熊本はスイカの名産地!あえて高い技術を要する秋スイカに挑戦してさらにスイカの名産地として知名度を上げたい!と思っています。今回このスイカを作るにあたって耐光性ハウスと言って、ハウスの骨組みにより太いパイプを使うことで強度をあげました。台風に強いハウスを作ることでこのハロウィンスイカを作ることに成功しました!!』

実は、このハロウィンスイカ。秋のスイカであればハロウィンスイカになるという訳ではなくて、こちらの四か条というものがあるんですよ!
・糖度11度以上のスイカであること
・10月中に販売できるスイカであること
・ハロウィンの時季に地域の子供たちにスイカを振る舞うことを約束すること
・種が気にならないスイカであること
今回このハロウィンスイカとして作ったのは種が少ない「ひときわ」という品種のスイカです。春のスイカと秋のスイカは味の違いってあるんですか?

『はい、春のスイカはシャリ感がつよく、歯ごたえがありますが、秋のスイカは、繊維が細かく舌触りがなめらかなのが特徴です。』

このハロウィンスイカを作っている生産者さんは、幸恵さんを含め4人!今年は全部で2500玉の収穫を予定されているそうです。しかも、2500玉のうち2000玉は東京青果市場に卸して、そこから全国へと数量限定で販売されます。なんと1玉8000円で販売される予定だそうです。すごかですねー。熊本のスイカは関東ではそれだけ貴重で高級なんですよ!残りの500玉は県内で販売されます。熊本では1玉4000円で販売予定ということで、関東に比べると半額ですよ!熊本に生まれて良かったーーー!!
このハロウィンスイカは、主に合志市のクラッシーノマルシェで、来週月曜日の15日から販売予定です。現在予約も受付中ですよ!そして14日(日)はカントリーパークでこのハロウィンスイカのPRイベントも行われます。スイカの試食はもちろん、限定15玉が販売される予定です。ぜひこの珍しいスイカを食べて欲しいですね!!

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