八代市鏡町のトマト畑からです!
八代市鏡町からです。八代平野のど真ん中にいますよ~。八代市のトマト畑からの中継です!八代のトマトは生産量日本一なんですよ!畑も広いですね~。今回は、日本一の生産量を誇る八代の冬トマトの中でも、こだわりの農法で作られる「はちべえトマト」をご紹介します!詳しいお話を、JAやつしろ北部野菜果実選果場の太江田 利用組合長にお聞きしました。この、やちべえトマトには、3つの条件があるんですよね?
『はい、一つ目は、名前にヒントがあります。「はちべえ」とは「八代」の“はち”と「平野」の“べい”を合わせた名前、ということで、一つ目の条件は、八代平野で作られているという事です。八代平野はもともと海だった場所を干拓した場所です。そのため、土壌に「海のミネラル分」が豊富に含まれています。その土壌で育つトマトは、ミネラルの影響で味が濃くなるんですよ。』
スタッフが、はちべえトマトを食材で使っている料理人さんに話を聞いてきたところ、味が濃いので、トマト料理にはもってこいとのことでしたよ。
『二つ目は「黄色灯」です。この黄色灯はトマトの害虫が卵を産むのを抑制する効果があるので、夜、ともしているんです。八代平野の夜は、この黄色灯が一面にともり、黄色一色なんですよ。』
害虫が卵を産まないという事は、農薬の使用が抑えられるということですよね?
『はい、極力農薬を使用しないようにしています。』
とはいえ、どんな環境でも生き残るしぶという害虫がいるんです。そんな害虫からはちべえトマトを守る秘密があるんです。それが三つ目の条件なんですが…それがこちら「粘着板」。粘着板??
『昔のハエ取り紙みたいな感じです。害虫を板に張り付けて駆除します。』
なるほど。ミネラル豊富な土壌で、黄色灯と粘着板を使用する独自の農法で、極力農薬を使用せず大切に作り上げられるのがはちべえトマトなんですね!