山鹿の「山鹿温泉さくら湯」からです。
山鹿市山鹿にあります、山鹿温泉さくら湯からです!さて、今日はなぜここから中継かと言いますと、明後日13日(土)こちらで「山鹿温泉祭」が行われるんです。早速お話を、山鹿校区区長会の山田さんにお伺いします。よろしくお願いします。山鹿温泉祭って、改めてどんなお祭りなんですか?
『昔から続く歴史ある祭りで、山鹿の温泉の恵みに感謝するお祭りです。まず、山鹿温泉の歴史ですが、誕生は平安時代の末までさかのぼります。保元の乱にて敗走した宇野親治がこの地で山狩りをしていたところ、傷を負っている鹿がこの湯に浸かっているのを見て温泉を発見したと言われています。「山鹿」という地名もここから来ているんです。戦国時代の1473年の2月、温泉が枯れ始めてしまいます。その時の湯主(左金五親宗)は毎日三度の修行を怠りなく勤めたりなどして、温泉の復活のために不惜身命に励みました。その祈りが神仏に届き、ついに12月20日、温泉が復活したんです。これがきっかけで毎年12月20日は「温泉祭」となりました。』
ということはもともとは12月に温泉祭を行っていたんですか?
『そうなんです。しかし明治になって冬の祭りは寒すぎるという町民の意見から、時季を変更し、春にお祭りが行われるようになりました。見どころは、10時から行われる「御幸式行列」です。道楽台車という屋台が約6台と、伝統衣装を着た大人から子どもまで約300人が三味線や太鼓の音に合わせて山鹿の町を練り歩くんです。さくら湯をスタートして山鹿市を約2時間半くらいかけて練り歩きます。さくら湯に帰ってきたらゴールです。』
温泉祭では、美味しい食べ物もありますよ~。是非みなさんお越しくださいね。
住所 | 山鹿市山鹿1-1(さくら湯) |
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TEL | 0968-43-1579(山鹿市商工観光課) |
イベント時間 | 9:00~13:00 ※メルシェは11:00から |