八代市の八代神社からです
今日は、八代市の八代神社からです!妙見宮とも呼ばれる八代神社といえば、有名なのは、11月22日、23日に行われます「妙見祭」。くまモンは今日は伝説の生き物「亀蛇(キダ)」の格好ですよ~。
亀蛇は亀と蛇が合体した想像上の動物で、およそ1300年前、妙見の神さまが中国から海を渡って来る時に、乗ってきたと言われています。このようにお守りにも亀蛇が描かれています。そしてこちらでは話題のご朱印帳にも亀蛇が載っています。御守:500円、ご朱印帳:1800円(ご朱印含む)
そして、八代神社ではこの時期にもう一つお祭りが行われるんですね。明日31日(金)の夜から6月1日(土)にかけて、こちらで「氷室祭」が行われるんです。さっそくお話を、八代神社宮司の小林さんにお伺いしましょう。よろしくお願いします。氷室祭はどんなお祭りなんですか?
『氷室祭の起源は、今から350年以上さかのぼります。当時の八代城主であった、細川三斎公が妙見宮に参拝した折、無病息災を祈願して八代市東町の三室山に蓄えられた雪を献上したのが始まりとされているんです。』
1年のちょうど中間にあたる6月1日を氷朔日(こおりついたち)と言って、全国各地、また古く宮中でも氷を賜る行事が行われたそうですね。
『昨年は、およそ2万人が訪れました。以前は、6月1日に変わる0時に参拝に来られる方が多かったんですが、今では5月31日の夜8時~10時頃に参拝客のピークを迎えます。氷室祭では、厄入り・厄晴れ・還暦の人達が参拝し、お神酒を頂きお守りを受け、無病息災、家内安全ご利益を授かっています。お正月にお祈りして、あと半年間もお願いしますという形で、お祈りする方も多いでしょうね。』
さて、氷室祭の会場で販売される名物の「雪餅」をご紹介します。今年は8店舗が出店します。「氷室祭」で参拝後に、八代神社の境内で「雪もち」を買って食べられます。八代市内の和菓子屋さんでは期間限定で販売されています。今日は黒川製菓の黒川さんにお店の「雪餅」を特別に持ってきてもらいました。黒川製菓では今年は6月8日まで八代市内の本店のみで発売しています。「雪餅」は、米ともち米の粉をアンコにまぶして蒸したもので、その姿は淡雪にも似ています。1個90円(税別)で販売しています!!1個から購入できます。
氷室祭は明日5月31日(金)から6月1日(土)午後5時まで!
八代神社で販売される「雪もち」は午前中くらいまでの販売となります。
住所 | 八代市妙見町401 |
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TEL | 0965-32-5350(八代神社) |
日時 | 5月31日 17時頃~6月1日 17時頃 |
備考 | 雪餅の販売は6月1日 12時頃まで |