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全国から大注目! 県内各地でくまモンが大暴れ!?
担当 : くまモン ©2010 熊本県 くまモン

熊本市中央区本丸にある「熊本城稲荷神社」からです

今日は、熊本市中央区本丸にある熊本城稲荷神社からです!さて、なぜ、熊本城稲荷神社にお邪魔しているのかと言いますと、今度の日曜日2月9日に毎年恒例の初午大祭が開催されるからなんです。早速、詳しいお話を、宮司の本田さんにお伺いしましょう。よろしくお願いします。こちらの熊本城稲荷神社はいつ頃建てられたんですか?

『熊本城稲荷神社は加藤清正公が1588年に熊本に入国した際に、熊本城、城周辺の城下町の繁栄を願って建てられた神社です。「商売繁盛」「交通安全」「五穀豊穣」「家内安全」など人間の生活に密着した神様で「しらひげさん」の愛称で親しまれています。』

なるほど、加藤清正が建てた神社だったんですね! 熊本城稲荷神社でできるお参りはどのようなものがあるんですか?

『はい。こちらは、「知恵の輪くぐり」と言いまして、この輪をくぐると、「出世」「開運」「繁昌」「良縁」「健康」などにご利益があると言われています。お参りの仕方としてはくぐる前に軽くお辞儀をし、1回目…左回り、2回目右回り、3回目左回り(8の字を描くような感じ)にくぐります。
そして、本題の初午大祭ですが、初午大祭はもともと農耕民族の日本人にとっては春の訪れ(2月立春)を祝う日であり、命の根である稲の御神霊がお降りになる稲荷童子の誕生の時でもあります。日本では古来より、立春を迎える2月の最初の牛の日を年中気運最高の日として、稲荷参りと呼ばれる吉祥縁起のお祭りが行われています。』

初午大祭とは春の訪れを祝うお祭りなんですね!ちなみに、初午大祭ではどんな行事を予定しているんですか?

『例年あちらの駐車場に特設セットが組まれましてさまざまな催し物が開催されます。例年約5万人もの方が来場され大変賑わいます。その中でも1番盛り上がるのは「福餅まき」です。10時~17時の間、1時間事に計8回行われ各回300個の餅がまかれます。この餅を拾った方はその1年福を掴む事ができるとも言われています。』

そしてなんと福餅まきで振舞われる餅なんですが、各回1つ「大当たり」と書かれている餅もあるんです。大当たり餅を拾われた方にはさらなる福が訪れると共に、こちらの宝舟をもらえるそうです!通常はその年の福男、福娘の方々が餅をまくんですが、福男、福娘とは?

『神様とご参拝との橋渡し役として、広く福を届ける役を負っております。この福男、福娘ができたきっかけは、我々、神主も神様とご参拝の方々の橋渡し役ではありますが、より多くのご参拝者に福が届けられるよう神社から委嘱して始まりました。』

熊本城稲荷神社だけで体験できるとても人気の高い行事もあるということなのですが、それは何ですか?

『はい、それは開運御座祭りです。受付にて2千円以上お気持ちでお納め頂いて参加できる行事です。一御座あたり48名まで参加でき、毎年およそ500名ほどの方が参加されています。執り行う時間は、初午当日の0時から3時半くらいまで、2回目以降は10時くらいから17時くらいまでで、参拝客が集まれば始まるといった感じです。内容は、口上・大杯授与・開運福拍子・おみくじ引きといった感じです。』

熊本城稲荷神社
住所 熊本市中央区本丸3-13
TEL 熊本城稲荷神社 社務所 096-355-3521
初午大祭日時 2月9日(日)00:00~
駐車場 なし
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