今日で熊本地震の前震から6年、この時期になると防災について改めて見直すタイミングになってきますが、今回のテーマは耐震です。そもそも今住んでいる家が地震にどれくらい強いのか知っていますか？　震災で多くの住宅が被害を受け、その後修理した方や建て直した方は多いと思いますが、次の地震に備えて耐震を強化するまではいっていない人が多いようです。
今回は、自宅の耐震を知るにはどうしたらいいか、そして専門家による診断の様子に密着してきました。

住宅の設計によって耐震に弱い間取りもあるそうで、瓦が立派な家（屋根が重たい）、窓が多い、1階が駐車場になっている…など、それ相応の耐震があれば問題ないのですが、要注意とのことでした。

今回取材した「耐震診断」ですが、熊本市の場合は市の助成を受けることができます。5月11日（水）までに応募された方（応募が100件を超えた場合は抽選）は診断士による5500円で耐震診断を受けることができます。
募集のお問い合わせは、熊本市住宅政策課　096-328-2438

耐震診断をしたのちに補強設計、そして工事という流れになりますが、補強設計と工事は料金が別途かかります。工事に関しては、改修工事費用の4/5以内（上限100万円）の補助金もあります。まずは耐震診断で、自宅が安全か危険か判断してもらうことから始めてみてください。

工事は家に住みながらできるそうです。大がかりな工事になるのでリフォームをするときについでに、というやり方もアリだそうです。