「知っ得!?火曜塾」特別講師:株式会社Parasol 代表取締役社長 伊藤早紀さん
【マッチングアプリについて】
今回の「知っ得!?火曜塾」特別講師は、伊藤早紀さんです。伊藤さんは、東京でマッチングアプリメディアを中心に婚活サービスなどを提供する会社「株式会社Parasol」で社長を勤められています。その中で2021年には紹介型マッチングサービス「ヒトオシ」を提供するなど、これまでに3万人以上の婚活取材や相談を受ける恋愛のスペシャリストであり、マッチングアプリの情報もSNSで発信する、マッチングアプリの専門家でいらっしゃいます。



まずは『マッチングアプリの概要』
我々がよく行っていた「合コン」から世の中は進化しております。今日はなかでも多くの人が利用する【マッチングアプリ】について学びましょう。
まずはマッチングアプリが全国でどれだけ利用されているか?伊藤さんの会社「Parasol」の調査したデータがあります。男女20・30・40代各年代ともに約8割がマッチングアプリを利用している事が分かります。そしてマッチングアプリを使って結婚まで至ったというデータですが、明治安田生命が「いい夫婦の日」にちなんで調査した結果もありまして、昨年度の1年以内に結婚した人の出会いのきっかけは、4人に1人がマッチングアプリという結果もでたそうです。先生はこの結果についてどうお考えですか?
『マッチングアプリが広く利用されている理由として3つの事があげられると思います。
(1)効率が良い
(2)身近な人がマッチングアプリで結婚したという成功体験
(3)結婚相談所よりも気軽で安価』
では、具体的にどのようにして理想の相手と交際に発展していくのかといいますと、基本的には…
(1)検索機能を使い理想の異性を探す
(2)「いいね」ボタンがお互いに押されて初めてマッチング
(3)メッセージでやり取りしたのち、デートなどへ
ということになります。その中でそれぞれタイプがあるんですね!先生!
『はい。
(1)【検索型】検索→プロフィール確認→マッチング→メッセージ→デート
(2)【スワイプ型】プロフィール確認→マッチング→メッセージ→デート
(3)【デート直結型】マッチング→デート
これが全てではありませんが、マッチングアプリのざっくりとした概要になります。
では、『マッチングアプリのメリット・デメリットについて』
まずは「メリット」についてです。【出会う目的が同じ】という事がメリットだと思います。職場恋愛は最初から仕事仲間としてみているので結婚まで遅いですが、アプリは最初から結婚目的だったりするので、半年以内に結婚する。という方もとても多いです。「デメリット」は、やはり、マッチングした異性の素性が実際に会うまで分からないということではないでしょうか。
また、アプリを使ってもマッチングしない、という人ももちろんいます。理由としてプロフィールを作れていない。もしくは、理想が高すぎるということが挙げられます。マッチングアプリは出会いを効率化することができる素晴らしいツールではありますが、ツール(手段)でしかないので、結局は自分次第です。うまく活用して恋人を見つけましょう!
伊藤さん、ありがとうございました!