火曜日のコーナー

担当

太田弘樹  水上清乃  寺田菜々海

今が旬です!熊本の春

春になりまして、熊本の旬の食材もどんどん出てきていますね!今回は!今が旬、そしてこれから旬を迎える食材のタケノコ・メロン・桜鯛をたっぷりご紹介します!「旬の食材」は今一番栄養価が高く美味しく食べられるものです!ぜに、みなさんも美味しい春見つけてくださいね!! 
今回は、料理研究家の相藤春陽先生に、タケノコを使った「熊本の郷土料理タケノコのひこずり」と桜鯛を使った「桜鯛の鯛茶漬け」を作っていただきました。



まずは、タケノコです。タケノコは新鮮なものでも、半日もたてばやはりアク抜きが必要です。アク抜きと言ったら、米ぬか+唐辛子などが一般的ですよね。なかなか米ぬかが手に入らないという人も多いですが、今回相藤さんには別の方法を教えていただきました。今回は、米と米のとぎ汁でアク抜きをしました。米ぬかはなくても、お米ならご家庭にもありますよね。


県内でも4月いっぱいくらい道の駅や物産館などで販売されています。ぜひ、みなさんも春ならではのタケノコを楽しんでみてくださいね。


【米を使ったタケノコのアク抜き】
■材料(作りやすい分量)
・タケノコ……3本(1200~1350g)
・米……大さじ4

【1】タケノコの下準備
タケノコはよく洗い、長さの1/4くらいを目安に斜めに穂先を切り落とす。
根元の堅い部分に刃先を入れ、縦に切り込みを入れてから、半分に切る。
さらに皮を根元の白い実が見えるまでむく。
根元に黒い斑点がある場合は、えぐみの原因になるので、包丁でそぎ落とす。

【2】米を加えてゆでる
深めの鍋にタケノコを入れ、かぶるくらいの水を注ぎ、米を加えて中火にかける。
煮立ったらアクを取り、ペーパータオルをかぶせて弱火で約30分ゆでる。

【3】火を止め、そのままさます
根元に竹串を刺してみて、すーっと通ったら火を止める。
さらにえぐみを取るため、ゆで汁につけたまま3~4時間おいて完全にさまします。

【4】容器に保存する
ゆで汁から取り出し、たっぷりの水でよく洗う。
すぐ使わないものは、保存容器に移し、かぶるくらいの水を入れて、冷蔵庫で保存。
水は毎日取り換えて、2~3日中に加熱処理をして食べましょう。


熊本の郷土料理「タケノコのひこずり」(4人分)

材 料
  • タケノコ 500g
  • 濃口醤油 小さじ1~2
  • サラダ油 大さじ2
  • 山椒 少々
材 料(調味料)
  • 味噌 150g
  • みりん 大さじ4
  • 砂糖 大さじ3
  • 150cc
作り方
  1. タケノコは乱切りにし、高温の油で充分熱くなるまで炒める。
  2. 調味料を合わせて(1)の中に入れ、汁が無くなるまで炒り煮し、最後にこいくち醤油少量加えて香りをつける。
  3. お好みで山椒を加える。


続いては、「アースメロン」です。全国的にも高級メロンとされる「アースメロン」。熊本では本来5月頃(秋は9月頃)に多く出回るもの。今回ご紹介した赤星さんのメロンは、冬場に徹底した温度管理で早めに出荷をされています。しかしながらアースメロンはすでに終盤で、今月下旬頃から「肥後グリーン」の出荷が始まります。「肥後グリーン」は糖度は15~17度あり熊本が誇るメロンです。
赤星さんのメロンは道の駅「すいかの里うえき」で購入する事ができます。出荷状況などはお問い合わせください。

道の駅「すいかの里うえき」
TEL 096-272-2333


最後は海の幸「桜鯛」です。今が旬の桜鯛は、魚勢さんはもちろん、魚屋さんやスーパーにも並んでいます。脂ののった桜鯛をぜひ食べてみてくださいね!


桜鯛の鯛茶漬け(4人分)

材 料
  • 2合
  • 鯛(刺身用) 200g
材 料(A)
  • すりごま(白) 大さじ3
  • 濃口醤油 大さじ3
  • みりん 大さじ1・1/2
  • 大さじ1
材 料(B)
  • だし汁 4カップ
  • 小さじ1/2
  • 薄口醤油 大さじ1/2
  • 三つ葉 1/4束
  • わさび 少々
  • 刻みのり 少々
作り方
  1. (A)に使うみりんとお酒は煮切っておく。鯛は薄い削ぎ切りにし、合わせた(A)の一部に漬け込む。三つ葉は2cmの長さに切る。
  2. 鍋に(B)を合わせて温める。
  3. 器にご飯を盛り、漬け込んでおいた鯛を並べる。わさび、三つ葉、のりをのせ、温めた(B)をかけます。好みで残りの(A)をかける。

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