火曜日のコーナー

担当

太田弘樹  水上清乃  寺田菜々海

夏休み!読書をしよう!!

夏休といえば、お出かけするのはもちろんですが、毎日暑いので、外で遊ぶ!というのは少し危険な時代にもなってきました。せっかくならこの機会に読書をしてみませんか~!というのが今回の企画です。子どもさんがいると、本を読んでほしい!と思うことも多いかと思います。ベテランの読書アドバイザーさんにいろいろと聞いてきました!


本を好きになってもらうために「認め、褒め、励まし、伸ばす」。辛抱強く、親が本を読んでいる姿を見せるのが一番だそう。
今回協力してくれたおおづ図書館は、8月はお休みないそうです!図書館の利用券を発行できるのは、大津町、菊陽町、合志市、菊池市、西原村、南阿蘇村、阿蘇市、益城町、熊本市に住んでいる人、もしくは、大津町の会社や学校に通勤通学している人が対象です。そのほか、住んでいる市町村の図書館もありますし、公民館などの図書コーナーなど、上手に使って本を読むのもいいいかもしれませんね~。
今回お邪魔したおおづ図書館では明日7日(水)、図書館DEシネマと題して上映会が行われるそうです!14時~ 入場無料、申し込み不要!劇場版ムーミンが上映されるそうです!


続いては、お久しぶりですの「知っ得!? 火曜塾」です。このコーナーはスタジオに、その道の専門家をお招きして、私たちが普段知りえない事を教わろうという画期的なコーナーです。4カ月ぶりです!!今回の先生は、去年11月に引き続きの登場、金龍堂まるぶんの荒川店長です。よろしくお願いします!今回は「この夏に読んでほしい作品」を教えていただいこうと思います。


まず最初はこちら、「夏休み!小学生にオススメの本」
「北里柴三郎 日本近代医学を築いた肥後もっこす」茨木保 講談社
【ストーリー】
いまの熊本県小国町に生まれ、近代医学の発展に大きな足跡を残し「日本近代医学の父」と呼ばれ、この度新1000円札の顔となった北里柴三郎の人生を、その功績と知られざる意外なエピソードも盛り込んで書かれた本です。1000円札の顔となった郷里の偉人について深く知ってほしいと思いおすすめします。
今回は熊本の偉人についてということで紹介しましたが、他にもいろんな歴史上の人物の本がありますよね、ここから読書の世界に入っていくというのもいいかもしれないですね!!


続いては、「夏休み!中高生にオススメの本」
「君たちはどう生きるか」吉野源三郎
【ストーリー】
中学生のコペル君と15歳の少年が、日常生活を通して 「いかに生きるべきか」を考え、成長していく物語。 少年の話を聞いた叔父さんが、ノートにアドバイス書き綴るという形式で話が進みます。この本で取り上げられているテーマは自我、正義、経済構造、貧富の差、社会貢献、過ちと後悔、人類の進歩など、子どもから大人への成長過程にある中高生の皆さんに考えていただきたいことばかりです。じっくり読書ができる夏休みにピッタリの本です。
2017年には漫画化され、200万部を超える大ベストセラーに。そして昨年は同名のジブリ映画が公開され再び話題になりました。ちなみに映画と本は全く別の内容です。


それでは3作品めのテーマは、暑い日にどこかヒヤッとするミステリー」
「逆転美人」藤崎翔 双葉文庫
【ストーリー】
抜群の美貌のせいで幼少期からいじめや犯罪被害にあったシングルマザーの香織(仮名)が書いた手記『逆転美人』が出版されたことが社会を震撼させる大事件の幕開けになりました。『逆転美人』の本当の意味とは何か!? ミステリーファン必読の文学史に残る伝説級超絶トリックに身の毛がよだちます!
作者の藤崎翔さんは芸人としても活動されていた期間があって、他の作品には「モノマネ芸人、死体を埋める」など本格ミステリだけど気軽に読める作品も多いので、夏休みオススメですよ!


「恋愛小説」です。恋愛小説に季節は関係ありません!教えてください!
「陽だまりの彼女」越谷オサム 新潮文庫
この本は私がいままでで最も感銘を受けた恋愛小説です。
【ストーリー】
とても特殊な男女の初恋物語です。 主人公・浩介の中学校に転校してきた女子・真緒は漢字も満足に書けないデキの悪い子で、クラスでいじめられていました。それを浩介が庇ったのをきっかけに恋心が芽生えますが、 浩介の転校で中は途絶えてしまいます。そして10年後に二人は仕事で再会、知的で美しい女性になった真緒に浩介は驚き、再び恋が始まります。 しかし真緒には想像を絶する大きな秘密があって…
この本のキャッチフレーズは女子が男子に読んでほしい恋愛小説No.1ですが、私としては女子にも男子にも読んでほしい本です。2013年に松本潤さんと上野樹里さんで映画化もしていますよ。


続いては、残念ながら、最後です。「この夏、まるぶんオススメの本」です。
『MAPS新世界図絵』アレクサンドラ・ミジェリンスカ&ダニエル・ミジェリンスキ徳間書店
【ストーリー】
ポーランドの絵本作家夫妻が世界の国々42カ国について書いた絵本でできた地図です。隅から隅まで調べあげ、まる3年かけて地図とイラストが描かれました。食べ物、歴史的建造物、人物や動物など、本当にたくさんとイラストがビッチリと描かれています。見てるだけで楽しくて、その国に行ってみたくなります。また現在パリオリンピックが開催中で、世界の国々に注目が集まっています。あの国はどんな国なんだろうと調べることもできます!この夏家族で読むのに最適な本です!
学びながら、本に触れられる。これなら、活字を読むのが苦手…というお子さんにもよさそうですよね! プレゼントでもよさそうですよね!


ところで、金龍堂はきのう、8月5日が創業記念日だったんです!8月18日(日)まで「創業104周年記念フェア」を開催しています。ポイント2倍や文具のクリアランスセールも行っていて、今月18日(日)にはカッパの池でスーパーボール救いなど楽しいイベントを企画しています。ぜひ、みなさんでお越しください!!


夏休もあと3週間とちょっと、ぜひ本を読んでみましょう!

プッシュ通知でTKUの番組やイベントの
最新情報をお届けします!