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豪雨災害の復興祈願 青井阿蘇神社に新しい御朱印奉納【熊本】

去年7月の豪雨で被災した人吉市の青井阿蘇神社に新しい御朱印が奉納されました。
作ったのは熊本地震で被災した益城町の女性、被災地の復興を願う御朱印です。
2月16日に人吉市にある青井阿蘇神社で行われた奉納神事、納められたのは1個のはんこです。
創建以来1200年以上の歴史を誇る人吉市にある青井阿蘇神社。
本殿や拝殿、楼門などが国宝指定を受けていますが去年7月の豪雨で甚大な被害を受けました。
奉納したのは熊本地震の被災地益城町の1級印章彫刻技能士の荒木桃園さんです。
熊本地震や7月豪雨の被災地でボランティア活動を続けてきた荒木さんはその縁から去年11月、青井阿蘇神社のために新しい御朱印を作ることにしました。
「円が多くてとにかく真っすぐにしか彫れないので、円は角度を変えながら彫らないといけないので、丸くするのにとにかく削って丸くしないといけない」と荒木桃園さん。
新しい御朱印のモデルになっているのは青井阿蘇神社の秋の風物詩・おくんち祭りで先頭を歩くチリン旗です。
京都では『剣鉾』と呼ばれ、神幸行列の先頭でその剣先で悪霊を鎮めるといわれる祭具です。
「復興の一歩の先頭をこれ(御朱印)と共に行ってくれれば」と話した荒木桃園さん。
神事が終わり、早速、新しい御朱印を試してみます。
新しい御朱印は6枚のあおいの葉が真ん中の剣を囲んでいて細かいところまでチリン旗を再現してあります。
「チリン旗は厄よけと導きの意味合いの神宝。その念を込めて押させていただきたい」と青井阿蘇神社の福川義文宮司。
一方、荒木桃園さんは、「人吉が幸せになる先頭になる印になるんじゃないかな」と話しました。
青井阿蘇神社は今後、今回奉納された御朱印を特別な御朱印として参拝客のために使っていきたいとしています。

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