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「警察の捜査が違法だった 」元少年の訴え認めた高裁判決 熊本県上告せず(熊本)

警察の捜査が違法だったとして元少年が熊本県を相手に起こした裁判で、県に一部支払いを命じた福岡高裁判決について熊本県は上告しないことを明らかにしました。
この裁判は2016年5月、熊本県警が熊本県迷惑行為等防止条例違反の疑いで、
当時19歳だった元少年を逮捕。
しかし、元少年はその後の家庭裁判所で刑事事件の『無罪』にあたる『不処分』となりました。
元少年は警察の取り調べで「黙秘権を告知されなかった」として熊本県を相手に裁判を起こし一審の熊本地裁は黙秘権の侵害を認め県に16万5000円の支払いを命令。
元少年と熊本県が控訴した二審の福岡高裁では双方の控訴を棄却し、一部支払いを命じた一審判決を支持しました。
高裁判決を受けて熊本県の蒲島知事は「県の主張が認められませんでしたが総合的に判断し上告しないこととしました」とコメントを出し、上告しないことを明らかにしました。
この決定に熊本県警は「判決内容を真摯に受け止め適正捜査に努めながら県民の安心安全の確保に取り組みたい」とコメントしています。
また原告の元少年の弁護士は「熊本県の判断は受け止める。上告については検討を続けている」とコメントしています。


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