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来年の生誕140年を記念して種田山頭火の創作劇が10月2日上演(熊本)

来年の生誕140年を記念して「漂泊の俳人」種田山頭火の創作劇が10月2日熊本市で上演されます。
大正から昭和にかけて第二のふるさと・熊本で過ごした日々を描きます。
(八代市 日奈久温泉)
明治15年に山口県に生まれた俳人・種田山頭火。

五・七・五の定型の枠を超えた自由律の俳句を好み、生涯にわたって約8万4000句を詠んだといわれています。

全国を放浪した「漂泊の俳人」は昭和5年9月には八代市の日奈久温泉に滞在。
このとき泊まった『織屋旅館』の建物は今も残っています。

その後、人吉や宮崎県の日向などにも滞在しました。
(7/10制作発表会)
創作劇『きょうも隣に山頭火』は大正から昭和にかけての熊本を舞台に、山頭火と
家族や仲間たちとの触れ合いの日々を描くものです。

7月の制作発表会では、主演の浜畑 賢吉さんや制作スタッフなどが舞台への意気込みを語りました。

【種田山頭火役 浜畑 賢吉さん】
(9/4稽古 平成音楽大学)
【稽古の様子】
大正5年、山頭火は妻と幼い一人息子とともに熊本に移り住み、下通に『雅楽多』という店を開きます。
句会や短歌会に参加し、自分流の俳句を広めようと活動します。

【種田山頭火役 浜畑 賢吉さん】
「元々、松尾芭蕉の俳諧があって正岡子規がそれを俳句という形にして、俳句というのは見た目ですよね、見たものを描ければいいんだよという。山頭火は心の中のつぶやきをそのまま詩にしている」

しかし、自由律俳句は思うように受け入れられず、山頭火は酒に溺れ、やがて、妻と子を捨て熊本を離れます。
その後、家族の元に戻ったり、酔っぱらって電車を止めたり、放浪生活を繰り返したりしながら山頭火はさまざまな人たちと触れ合い俳句を詠み続けていきます。

【種田山頭火役 浜畑 賢吉さん】
「孤独で寂しがりであるんですけど、我々はそういう部分から逃げていっちゃう。でも山頭火はそのまま生きている」「あちこちぐるぐる回ったり、人に迷惑かけたりしたんですけど、結局、みんなに愛されているのは一体何なんだろう、何の魅力なんだろうと思います。面白い人です」

【エピローグ曲『みんな大好き山頭火』】
来年は種田山頭火・生誕140年。
『きょうも隣に山頭火』、第二のふるさと・熊本での人間らしさと愛情にあふれた物語は10月2日土曜日、熊本市の市民会館シアーズホーム夢ホールで上演されます。

この創作劇の上演前には午後1時から作家の五木寛之さんによる特別講演会も予定されています。

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