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熊本大学の研究員殺害事件初公判 被告の男は起訴内容を認める(熊本)

去年9月、熊本大学の研究員の女性が首を絞められ殺害された事件の裁判員裁判の初公判が5日開かれ、被告の男は起訴内容を認めました。
検察は「被告が『自分は資産家だ』などとうそをついて被害女性に近づき、うそがバレて憤慨されたので殺害した」と主張しました。
殺人と死体遺棄の罪に問われているのは住所不定 無職熊谷 和洋被告です。
起訴状などによりますと、熊谷被告は去年9月、自分が住むマンションの出入り口近くで熊本大学の特定事業研究員当時35歳の女性の首をひものようなもので絞めて殺害。その後、道路脇の溝に遺体を遺棄した罪に問われています。
熊本地裁で開かれた5日の裁判員裁判には23席の傍聴席を求めて127人が並びました。
初公判で熊谷被告は逮捕当時よりも少しやせたような顔つきで入廷し、「間違いありません」と起訴内容を認めました。
冒頭陳述で検察は「被告は被害女性が住むマンションの元清掃員で「マスクを開発して寄付したい自分は資産家だ」などとうそをついて近づいた。事件当日にうそがばれ、被害女性が憤慨したことでトラブルになり殺害した」と主張しました。
また、弁護側は「自らうそを告白して謝罪したが責め立てられた。強い殺意はなく、計画性もない」と主張しました。
終始、目をつぶったかのようにうつむいた熊谷被告、午後の被告人質問では「友達や話し相手がほしく資産家だとうそをついた。大声をあげたので黙らせようと自転車にあった紐を口にかけた。無我夢中で、殺してしまうとは思わなかった」と話しました。
この裁判員裁判は6日も熊本地裁で開かれ、10月8日に判決が言い渡される予定です。

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