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熊本県と米・モンタナ州は姉妹提携40周年 続く人と人との交流

熊本県は、アメリカのモンタナ州と姉妹提携を結んでいて22日でちょうど40周年を迎えます。
懐かしい映像から交流の歴史をひも解きます。
モンタナ州の州都ヘレナで調印式が行われたのが、ちょうど40年前、1982年の7月22日。
当時の沢田知事を団長とした35人の訪問団が調印式に臨みました。
ところでモンタナ州とはどんなところなんでしょうか?
モンタナとの交流を続けている、モンタナクラブの石原 靖也さんです。
【モンタナクラブ会長 石原靖也さん】
「モンタナって、なんといってもビッグスカイという名前の付いた州で、異次元ですよ、日本人が行くと。果てしなく大地みたいな」
こちらは30周年の時の取材映像です。
【古閑 康弘 記者】
「州都ヘレナから車で少し走っただけで、この大自然が待っています」
広さは日本のおよそ2倍、アメリカ北西部にあり夏は最高気温が30度を超えますが、冬は最低気温がマイナス10度を下回ります。
避暑地として多くの別荘があり、人気のレジャーの一つがフライフィッシングです。
また、川下りも日本とはスケールが違います。
スケールが違うといえばもう一つ、この取材中あるものに遭遇しました。
【古閑 康弘 記者】
「後ろに見えるのは貨物列車なんですが、運んでいるのは何と!飛行機です」
ボーイング社の航空機4機を運搬中!
熊本とモンタナ州で最も活発に行われたのが、人と人との交流です。
特に高校生は姉妹提携当初から交流を行い、1989年には熊本の高校生約30人が短期のホームステイでモンタナを訪れる「アメリカン・ロッキーの翼」が始まりました。
【1993年の留学生 古閑 恵美さん】
「私にとって初めての海外だったので、とにかく刺激を受けました。見るものすべて、することすべてが新鮮で、こんなに世界は広いのかと思ったし、その広い世界の中で生きる、なんてちっぽけな自分だなと思ったし、そして世界にもっと目を向けなければなってすごく考えさせられる旅でした」
様々な交流が行われる中で、交流の象徴のひとつとなっているのが、こちら、モンタナ州で発見された8000年前の恐竜の卵の模型です。
これは1986年、州政府の職員、マークバイソンさんが熊本県で1年間勤務する際特別に贈られました。
そしてちょうど10年前、姉妹提携30周年で開かれたのが「恐竜展2012イン熊本」。
恐竜の化石で有名なモンタナ州のロッキー博物館から、国宝級とも言われているティラノサウルスの世界最大の実物の頭の骨の化石などがやってきました。
恐竜展には57日間で約13万7000人が訪れました。
その恐竜を通した交流も続いています。
御船町の恐竜博物館は、2012年にロッキー博物館と姉妹館提携を結びました。
ここ2年は新型コロナの影響でお互いに行き来できない状況が続いていますが、今年1月にはモンタナ州立大学と熊本県が奨学金制度創設に関する覚書を結ぶなど留学や学びの分野では更なる交流が進んでいます。
【モンタナクラブ会長 石原 靖也さん】
「今、一番特筆すべきは留学制度だと思うんですよね。モンタナの大学の数校が、熊本の子供たちを受け入れて、奨学金をつけてあげますよと」
「だから僕は、海外に行くにはまずモンタナに行きなさいと、いうようなことも思っていますし、ますますこういう交流活動を活発にしていったらいいなと思います」
続く人と人との交流、姉妹提携50周年に向けまた一歩が始まります。

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